日出総合高校で進路ガイダンス

進学希望者向けには、各学校の担当者から話を聞いた

 大分県立日出総合高校(長岡幸次郎校長)はこのほど、3年生144人を対象とした進路ガイダンスを行った。
 就職を希望する生徒には面接試験対策に必要な基本的なことを身につけてもらい、進路意識の高揚を図る。進学を希望する生徒には、募集担当者から直接話を聞くことで学校研究や入試対策を行うとともに、志望校の決定に役立ててもらう。
 体育館では、美容関係、医療関係などの専門学校や短期大学、4年制大学の募集担当者がブースを作り、パンフレットを見せながら説明。生徒との間にはビニールで仕切りを作るなどして、感染症予防対策も行った。
 説明会では、その学校に行くことでどういう事が学べるか、奨学金など学生生活のことだけではなく、卒業後にどのような仕事で活躍している先輩がいるかなどを紹介。
 生徒は真剣な表情で話を聞きながら、自分がその学校で学ぶ姿を思い描いていた。
 別の教室では、模擬面接を実施。実際に面接を受けたあと、「声は大きく。名前や学校名を言う時やあいさつは特にしっかりと」「自信をもって話して」など1人ずつにアドバイスが行われた。