青少年補導員として11年間活動

山本さん(中央)に補導員活動の感謝状が贈呈された

 令和3年度別府市青少年補導員協議会感謝状贈呈式が6月30日午前11時半、市役所で行われた。例年、総会の場で贈呈式を行っているが、今年も新型コロナウイルスの感染予防のため、総会は開催していない。
 感謝状が贈られたのは、南校区の山本博司さん(88)。山本さんは、別府地区少年警察ボランティア協会からの推薦で、平成22年度に補導員となり、11年にわたり活動を続けてきた。補導活動には毎回参加し、子どもたちへの「愛の声かけ」など、青少年の健全育成に熱心に取り組んできた。
 贈呈式には、大鍜冶光子別府市青少年補導員協議会長も出席。寺岡悌二教育長が感謝状を手渡して「11年という長きにわたり、補導員として青少年の育成にご尽力いただき、ありがとうございます。これからも、子どもたちを見守ってください」とあいさつ。
 山本さんは「身に余る感謝状をいただき、ありがとうございました。多くの子どもたちに愛の声かけをさせてもらいましたが、元気なあいさつを返してくれて、心が爽やかになりました。補導員を辞めても子どもたちの健全育成のために、出来ることはやっていきたい」とお礼を述べた。