小学生野球大分県チャンピオン大会予選

Aパートで5年ぶり2回目の優勝で2回目の代表となった南立石ファイターズ
昨年に続いてBパートを制し、11回目の代表の座を獲得した吉弘野球スポーツ少年団
第3代表を勝ち取り4年ぶり7回目の代表となった別府鶴見小マリンズ

 JA全農カップ第28回TOS小学生野球大分県チャンピオン大会別府支部予選兼第41回別府市長杯学童軟式野球大会(別府市軟式野球連盟主催)が6月20、26、27日、7月3日に市営ソフトボールB球場及び軟式A球場で開催された。
 14チームが出場し、2つのパートに分かれて試合を行った。Aパートの決勝は南立石ファイターズと春木川少年野球クラブの対戦となった。2回裏、南立石が四球の走者を3塁まで進めて、7番の甲斐崎選手がスクイズを決め1点を先制すると、連続ヒットでさらに1点を加えた。3回にも四球で出塁した走者が3塁まで進むと、相手エラーの間に生還し、1点を追加。4回には1番の郷司選手の本塁打でさらに1点、6回にも連続ヒットと内野守備の乱れを突いて3点を入れるなど、積極的な攻撃を展開した。対する春木川は、5回表に4番の小山田(浩)選手が本塁打を放ち1点を返すと、6回に連続四球の走者を4番の小山田(浩)選手がヒットで返し、2点を追加したが、あと一歩及ばず。南立石が7ー3で5年ぶり2回目の優勝と代表を勝ち取った。
 Bパートの決勝戦は吉弘野球スポーツ少年団と別府鶴見小マリンズが対戦。吉弘は1回表に1死3塁の場面で3番の片倉選手がヒットを放ち、1点を先制。2回に2死満塁とすると1番の古庄選手が2塁打で2点を追加。3回に片倉選手が本塁打を放つなどしてさらに3点。7回にも8番木崎選手の2塁打で2点を追加するなど、打線が好調だった。鶴見は7回裏に4番の河野(颯)選手がヒットで出塁すると盗塁と内野ゴロの間に3塁まで進み、内野エラーの間に生還して1点を入れたものの、吉弘の片倉投手に7回途中まで押さえこまれ、吉弘が8ー1で昨年に続いて4回目の優勝、11回目の代表となった。
 第3代表決定戦は別府鶴見小と春木川が対戦した。1回裏、鶴見小が2番の福田選手が本塁打を放ち1点を先制。春木川も2回表に5番の小山田(柊)選手が3塁打を放つと、7番の高田選手がスクイズを決めてすぐに同点に追いつき、3回に1番の古屋選手の本塁打で逆転に成功。しかし、3回裏に鶴見小が連続ヒットの猛攻をみせ、4番の河野(颯)選手のヒットで同点、続く5番の宇都選手のヒットで逆転。その後も犠牲フライなどで一挙4点を入れて試合を決めた。その後、両チームとも得点はなく、鶴見小が5ー2で4年ぶり7回目の代表となった。3チームは8月と9月に開催される大分県チャンピオン大会に別府支部代表として出場する。各チームのメンバーは次の通り(敬称略)。
【南立石ファイターズ】▽代表・コーチ=郷司慎也▽監督=黒仁田享▽コーチ=安田高士▽選手=郷司遥哉(主将)、黒仁田翔和、福田蒼輔、川崎佳人、繁野仁志、安田隼都、三浦伯、塩手琉太、佐々木遥翔、工藤虎我、甲斐崎聖、片山煌稀、上田健志朗、廣瀬誠、秦野諭吉、工藤真那珠
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸太史明▽コーチ=古庄敏和、永松直樹▽選手=古庄倫大(主将)、能住純平、片倉雅斗、杉田朋矢、藤原駿斗、能住颯太朗、近藤豪琉、木崎琥太郎、杉田欣希、木村航生、宮野凌空、阿部芭琉、髙見瑛太朗、田中健斗、村井新太郎、阿部朔久、能住幸詩朗、藤原聖士、谷口颯汰、坂田皐
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=藤原良浩▽監督=亀島功吉▽コーチ=西田耕司、田吹拓寿▽選手=小野鉄平(主将)、藤原あずみ、河野颯太、小城葵、福田悠太、河野紫苑、成井夢聖、高尾竜平、原田大希、宇都清志郎、汐月瑠哉、伊藤太陽、田吹來唯斗、久志佳大、三浦理一、藤原徹平、神鳥皇海、小川晄生、百崎琉貴、渡辺翔哉