土・日曜日ともに20人超え

 大分県と大分市は7月31日に809件、8月1日に166件のPCR検査等を行い、大分、別府、日田、佐伯、中津、由布、宇佐の各市と日出町、県外の10歳未満から60代の男女52人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。31日は23人、1日は29人で両日とも20人を超え、少しずつ増加傾向にある。県内の感染者は計3687人となった。
 別府市は2日間で8人。20代男子学生、20代女性アルバイト、40代男性会社員、20代女子学生2人、20代男性公務員、30代女性医療スタッフ、20代女性公務員。感染経路は、家族が3人、知人2人、飲食店利用1人、不明は2人。公務員の2人は別府市職員で、1人は市民と接する業務ではない。もう1人は南部児童館の職員で、すでに消毒はすんでいるが、念のため4日までおひさまパーク3階にある南部児童館は休館とし、その他の保育所などは通常通り業務を行う。2人とも濃厚接触者はいない。
 大分市は26人、宇佐市8人、佐伯市と中津市が各3人、日田市、由布市、日出町、県外が各1人となっている。
 感染経路(別府市分も含む)は、「不明」が最も多く18人、次いで家族13人、知人12人、飲食店利用2人、職場1人となっている。 連日、多くの感染者が出ていることから、県では、手指の消毒や会話の際のマスク着用、マスク会食など日頃の感染予防対策をさらに徹底するように呼びかけている。