荘園の竹田輝德さん100歳に

100歳を迎えた竹田さん(中央)

 別府市荘園の竹田輝德さんが4日に100歳の誕生日を迎え、別府市高齢者福祉課職員が入院している黒木記念病院を訪れた。
 竹田さんは杵築市山香町出身で、昭和6年から別府市に。写真家として働き、戦時中は応召して、台湾やシンガポールに派遣されたが、終戦により帰国。その後は市役所職員として定年まで勤めた。山菜採りや海での素潜り、狩猟など年間を通して精力的に活動をしていた。趣味は写真、書道、囲碁。若い頃から撮っていた写真はコンテストで受賞し、書道は師範の段位を持っているという。長寿の秘訣は「規則正しい生活をすること。毎日、日記をつけること。人との交流(会話)を欠かさないこと」だと言う。好きな物は、奥さんの手料理。子ども2人、孫2人、ひ孫8人に恵まれた。