別府市と大分ドローンステーションが協定

災害時の情報収集における協定を結んだ
中川代表、長野市長、認定インストラクターの綾部誠さん(左から)

 別府市は22日午後1時半、市役所で大分ドローンステーション(中川吾朗代表、石垣東)と「災害時における情報収集への協力に関する協定」の締結式を行った。
 大分ドローンステーションは、一般社団法人日本マルチコプター協会に所属し、操縦技術を学べるスクールの運営や体験会などをしている。ドローンを通して、大分の明るい未来づくりを提案し、自らも貢献し続けることを理念として、様々な活動を行っている。
 今回、協定を結ぶことで、災害が発生した時に、別府市からの要請を受けて、ドローンを飛ばして情報収集を行う。人が入ることが出来ない災害現場にもドローンなら現状確認をすることができる。上空から見ることで、広範囲の被害状況を確認することができ、被害の全体を早く把握することが出来ると期待されている。
 上空から撮影した動画や映像を、別府市に提供し、無償で協力する。自治体との協定締結は別府市が初めてで、今後は、県内の他自治体とも連携をしていくとしている。