杵築市長選挙が告示、3日投票

衞藤 竜一郎氏

衞藤竜一郎 47、無新

 杵築市出身。帝京大学文学部卒。出光興産株式会社名古屋支社を経て、平成10年に杵築石油合資会社に入社し、現在は代表社員。平成31年に杵築市議に初当選。事務所は大字杵築665ー863。

永松 悟氏

永松 悟 67、無現

 杵築市出身。同志社大学法学部卒。昭和53年に県庁入りし、県福祉保健部長などを歴任し、平成25年に退職。同年に杵築市長選挙に出馬し、2期連続当選。事務所は、大字猪尾64ー6。

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 任期満了に伴う、杵築市長選挙が26日、告示された。現職と新人の2人が立候補した。
 立候補をしているのは、届出順に前市議の衞藤竜一郎(えとう・りゅういちろう)氏(47)と現職で3期目を目指す、永松悟(ながまつ・さとる)氏(67)=いずれも無所属=の2人。
 衞藤氏は、平成31年の選挙で市議会議員に当選し、現在1期目。「みんなを笑顔に 杵築を元気に」をキャッチコピーに▽行政の役割と使命を果たす=市役所内の自己改革でやる気と市民生活への配慮ある市役所、有事に備えるリスク管理と危機管理の徹底などで喜ばれるまちへ▽杵築市の今と未来を前進させていく=財政的計画的な公共施設の整備、基金に頼らない健全財政、ICTの整備促進などで成長する杵築市へ▽信頼でつなげたい、市民と行政=「見える化」を進めて市民と行政による情報共有を深め、住民参加の促進と共同行政の実現、若者や女性の起業を支援、新たな挑戦を支えることで杵築の可能性をひろげるーとしている。
 永松氏は、これまで2期連続で無投票当選をしており、初めての選挙となる。「杵築市の未来をみんなの力で」をテーマに▽健康=安心して健康に生活できる環境整備。新型コロナウイルス感染症対策、市立山香病院や全世代支援センターを中核として介護、福祉、医療などの包括的な支援を充実▽活力=活力ある地域づくり。発展の基盤である第1次産業の振興、移住定住の促進、企業誘致による働く場の確保や税収の向上、住民自治協議会との活動と連携で協働のまちづくりを目指す▽安心=持続可能な財政運営。不断の行財政改革の実施、中学生までの医療費無料化、複式学級支援員や特別支援員の設置などに取り組むーとしている。
 投票は、10月3日午前7時から午後7時まで、市内の18会場で行われ、即日開票される。10月2日までは、杵築市役所本庁舎玄関ホール、山香庁舎キャラリーホール、大田庁舎玄関ホールで期日前投票を受け付けている。