別府溝部学園短期大学(溝部仁学長)が秋入学式を28日午前10時、溝部学園85年館2階多目的ホールで行い、ネパール、スリランカ、中国、フィリピンの4カ国の留学生7人が入学した。
入学許可をした溝部学長が「これから本学で日本語を修得して、皆さんの希望である大分県に就職してほしいと思います。日本語は非常に難しいですが、勉強して頑張って下さい。資格を取れるように、先生たちの話を聞いて努力して下さい」と式辞を述べた。
新入生代表のシェルパ・ドルマさん(22)=ネパール=が「私の夢は、お年寄りの気持ちが分かる介護福祉士になることです。そのため、介護福祉学科で専門知識だけでなく、高齢者に寄り添える介護福祉士をめざして、日々勉学に励みます。また、これからの学園生活で、国際交流活動や地域社会貢献などさまざまなことに挑戦し、建学の精神である『自立自活できる人材』になるとともに、『グローバル人材』として活躍できるように、精一杯励みます」と宣誓した。
続いて、溝部佳子副学長が「教職員一同、歓迎します。楽しい学生生活を送りましょう」とお祝いを述べ、日本舞踊のお祝いの舞い「松の緑」を披露した。
今回、国内にいた入学者および内部進学者の外国人留学生7人が出席したが、この春に入学した留学生30人も出席する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で入国規制されているため、入国できずに出席できなかった。