ハーモニーランドでSDGsイベント

大分県で活躍する女性たちによるディスカッション

 一般社団法人SDGsプラットフォームは24日午前9時半、日出町のハーモニーランドで「みんなで考えるSDGsinハーモニーランド」を開催した。同法人の代表理事を務める小巻亜矢さんは、ハーモニーランドを運営する㈱サンリオエンターテイメントの代表取締役社長。
 SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。17のゴール、169のターゲットで構成されている。
 社会課題に対して、全世界で向かうべき共通のゴールへ、様々なパートナーと連携して新しい価値を生み出し、解決するための第一歩となるイベント。
 はじめに、サンリオの人気キャラクターのハローキティがたった1つの星「地球」を守るために、身近にできることを一緒に考え、みんなで一歩踏み出すためのオリジナル参加型ライブショーでSDGsの大切さを伝えた。子どもたちも一緒に楽しみながら、SDGsについて学んだ。
 「大分県で活躍する女性によるディスカッション」では、飯倉里美㈱みょうばん湯の里代表取締役、佐藤宝恵ニッコン㈱代表取締役社長、三浦里芳国立大分大学経済学部3年生が登壇。飯倉社長は「今は情報過多の時代。人と会って、話を聴いて、目を見て視野を広くしもらいたい。仕事を維持しながら、子どもを産んで育てることが当たり前に社会になると良いと思う」。佐藤さんは「女性が仕事を続ける上では、就活から結婚、出産の時々で続けるか辞めるかの選択を迫られることがある。若い人には、失敗を恐れず、いろんなことに果敢にチャレンジし、経験をしてほしい」。三浦さんは「学生ならではの意見もあると思う。大人にどうつなげてより良くしていくか考えている」などと話した。
 引き続き、小巻社長と及川美紀㈱ポーラ代表取締役社長がトークセッションを行った。「赤ちゃんと妊産婦にやさしい世の中」を実現するためのパネルディスカッションでは、中島士ジェイリース㈱取締役副社長執行役員と中根竜公益社団法人日本青年会議所九州地区大分ブロック協議会長が登場し、「ベビーファースト運動」などの取り組みについて話した。