観光や温泉、フリースクールなど

ファイナリストが熱いプレゼンを行った

 別府市学生大同窓会実行委員会(会長、長野恭紘別府市長)は、別府で企業等をしたいという人とそれを応援する企業を結びつける「ワン・ベップ・ドリームアワード2021」を12日午後2時半、城島高原ホテルで開催した。
 今年は56人がエントリーし、10人がファイナリストに選ばれて、会場で自分の夢や考えをプレゼンテーションした。1人5分の持ち時間の中で、写真や統計グラフなどを示しながら、サポーター起業に支援を呼びかけた。
 ファイナリストとなったのは▽末光伊芙香さん「国際医療イノベーション事業~外国人医療にも選択肢を~」▽飯田惟太郎さん「湯けむり図書館『木陰』」▽一色翔太さん「別府街づくり結色プロジェクト」▽髙部春菜さん「別府市フリースクールの充実」▽吉永陽介さん「忘れた事をきっかけに忘れられない街になる~持続可能な観光誘致~」
 ▽ジュン・ファントさん「おんせんテーマパークZOOPO」▽藤野荘子さん「若年層の就労支援~社会の居場所をすべての若者に~」▽笠木政治さん「『歩く』を愉しむ別府の小路~道から始まる100年続く街づくり~」▽阿部響さん「別府元気もりもりプロジェクト~街と人をつなぐ食堂セカンドハウス~」▽橘木良祐さん「別府で作る“温泉地獄ガエル”」。
 参加したスポンサー企業の関係者は、ファイナリストの熱のこもったプレゼンを聞き、応援したいと思った事業に手をあげ、今後、事業実現に協力するパートナーとなった。
 また、オーディエンス賞が投票で決められ、「子どもの居場所を作りたい」と訴えた、髙部さんが選ばれた。