第36回大分県子連育成研究協議会

高見大介日本文理大学人間力開発センター長が講演した

 大分県子ども会育成会連絡協議会(池邉栄治会長)は令和3年度第36回大分県子連育成研究協議会」を11月28日午後2時、別府市西部地区公民館体育館で開催し、市町村の子ども会育成者や指導者ら約70人が参加した。
 池邉県子連会長は「育成研究協議会は、県内各市町村子連が持ち回りとして開催しておりますが、第1回目は昭和59年9月2日『臼杵市の中央公民館』での開催を皮切りに、時代に即したテーマや育成会が抱える悩みなどを協議してまいりました。コロナ禍で、行事もままならない日が続いておりますが、本研修会で得た知識を活かす日はそう遠くないと思っています」とあいさつ。
 日本文理大学人間力開発センター長の高見大介さんが「子ども会の意義をもう一度考える~育成者も学び・楽しむことができる未来を創る~」をテーマに講演した。
 「人は承認欲望があり、親和的、集団的、一般的の3種類がある。認められ、求められることで発揮する力で、個の成果は知らないうちに他者が関わることがある。子どものためにも、大人のためにも社会教育が必要」と話した。
 池邉県子連会長が「貴重な講演、ありがとうございました。多くのメモをさせていただきました。子ども会の意義をもう一度考えるとして、今の警察の力では限界があり、地域コミュニティの必要性を感じました。人間としての承認願望というもの、認められることが人として必要と分かりました。育成者、指導者としてのこれから必要なことを学びました。大変参考になりました」と謝辞を述べた。
 県子連「安全教育推進事業」として武蔵町子ども会育成会連絡協議会と別府市子ども会育成会連合会がそれぞれ報告。安岐町子ども会育成会連絡協議会のジュニア・リーダーせっぺの会の活動報告、中津市子連の子ども会活動報告発表などを行った。そして、池邉県子連会長が謝辞を述べた。