大分県と大分市は29日に2832人、30日に745人に対して、PCR等検査を行い、全ての市町村と県外の10歳未満から80歳以上の男女合わせて859人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。29日は448人で初めて400人を超え、過去最多。30日も400人超えの411人となった。
クラスター(集団感染)は、▽大分市内の学校▽別府市内の高齢者施設▽別府市内の医療機関▽由布市内の事業所▽大分市内の幼児教育・保育施設で確認されており、関係者の検査を進めている。
2日間合計の年代別感染者数は、10歳未満150人、10代129人、20代124人、30代と40代各119人、50代72人、60代56人、70代47人、80歳以上43人。
感染経路別では、不明355人、家族268人、施設90人、知人44人、職場40人、学校30人、県外15人、医療機関10人、会食7人となっている。
別府市では、29日に83人、30日に87人の新規感染が確認され、過去最多となった。2日間の年代別では、10歳未満35人、10代26人、20代22人、30代19人、40代18人、50代13人、60代11人、80歳以上16人、70代10人。感染経路別では、不明58人、家族43人、施設41人、知人12人、医療機関9人、学校4人、職場2人、県外1人。
別府市以外の市町村等の感染者数(2日間の合計)は、大分市426人、中津市59人、日田市39人、豊後大野市37人、由布市31人、宇佐市16人、竹田市と県外各12人、臼杵市11人、日出町10人、杵築市7人、津久見市と佐伯市各6人、国東市と豊後高田市各5人、玖珠町と姫島村各3人、九重町1人だった。