体験通じて宇宙を感じる

サイエンス工作にチャレンジする子どもたち

 第33回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)大分別府大会の県民向けイベント「おおいたそらはく」が26、27日に別府市のビーコンプラザで開催された。27日は、子ども向けイベントも多く行われ、親子連れが参加して楽しんだ。
 レセプションホールでは、絵画展示、宇宙パラソル、スペースポートイラストパネルなどの展示物の他、ドローン体験、クラフトロケット工作、サイエンス工作といった体験コーナーもあり、フォトブースではが宇宙人と一緒に記念撮影をする姿が見られた。
 クラフトロケット工作では、ビニール製のロケットを作り、シールなどで模様をつけて、自分だけのオリジナルロケットを作り、風船めがけて“発射”させていた。
 サイエンス工作では、別府市にある「うちらぼ」がスライムの世界を紹介し、科学技術を通じて「宇宙のはじまり」について考えてもらった。
 フィルハーモニアホールでは、「スペースポートサミット2022」が行われ、大分県における宇宙港の取り組みや国内外のスペースポートの現状、パネルディスカッションなどが行われた。バージンオビット社のモニカ・ジャンさんは「大分県をはじめ、様々なパートナーと協力をしながら、プロジェクトを進めています。アジアにとっても、日本から人工衛星を打ち上げることが出来るのは、より近い場所で打ち上げることが出来る。すぐにでも大分を訪れたい」と話した。