別府市上人仲町の仲元寺春子さんが2月26日に100歳を迎えた。
仲元寺さんは由布市出身で、昭和16年に本屋に勤めていた男性と結婚。夫を戦争で亡くし、その後、再婚して2人の子宝に恵まれた。戦後は、着物の仕立てをして生計を立てており、子どもたちの洋服もよく作っていたという。90歳ぐらいまでは着物を作っていた。別府市には、昭和30年から暮らしている。
長寿の秘訣は「娘夫婦、息子夫婦ともに、家族の温かい介護で長生きできた」と言う。子ども2人、孫1人、ひ孫1人に恵まれた。
市内の100歳以上は、仲元寺さんを含めて102人(女性90人、男性12人)となった。