別府市退職校長会が表彰

表彰を受けた池辺さん(右から2人目)、奥川さん(左から3人目)

 別府市退職校長会(恵美健二会長)は令和3年度顕彰事業の表彰式を2月22日午後4時10分、市立別府西中学校で挙行した。
 受賞したのは、池辺寛人さん(15)=3年=と奥川夏実さん(14)=2年=の2人。池辺さんは、全国中学校体育大会(茨城県で開催)水泳競技男子高飛び込みで全国大会4位。奥川さんは、2021年度大分県ジュニア水泳競技大会バタフライ200㍍で優勝、九州大会でも優勝し全国中学水泳競技大会に出場。
 表彰式で恵美会長が「池辺さんと奥川さんは、県だけでなく全国的にも非常に優れた成績です。バタフライは、1秒ではなく10分の1秒を競うもの。高飛び込みは、1分の隙もなく水しぶきをたてない厳しい競技と感じています。今後も、その水泳で培った力を十分に発揮して下さい」とあいさつ。
 杉原勉校長は「去年の夏に東京五輪、先日まで北京五輪が行われました。競技者が、アスリートが競技に打ち込む姿は私たちに夢と感動、元気を与えてくれます。その存在が近ければ、感動は大きくなります。池辺さんは高校に、奥川さんは3年生に進学します。本日の受賞を契機に、さらに練習をして、2024年のパリ五輪、28年のロサンゼルス五輪に出られるように努力してくれると信じています。2人はスポーツだけでなく学業も優秀で、模範の生徒です」と述べた。
 記念撮影後、池辺さんは「嬉しい気持ちでいっぱいです。高校に進学しても、飛び込みを続けて行きます。目標は、インターハイで表彰台の1番高いところに立つことです」。
 奥川さんは「まだまだなところがありますが、表彰を受けて嬉しいです。これからも練習をして、さらに良い結果が出せるように頑張ります」とそれぞれ話した。