大分県内新型コロナクラスター相次ぐ

 大分県と大分市は9日に2199人、10日に616人に対してPCR等検査を行い、14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女887人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。9日は465人、10日は422人。
 9日に県内で療養中の80代1人が亡くなり、県内の死者は145人となった。
 クラスターは、9日に大分市内の事業所、自衛隊湯布院駐屯地。10日に別府市内の地域スポーツクラブ、佐伯市内の高齢者施設、大分市内の福祉施設で確認され、関係者の検査を進めている。
 2日間の年代別は、10代197人、10歳未満151人、20代132人、30代127人、40代119人、50代74人、70代と80歳以上各30人、60代27人。経路別では、家族402人、不明292人、職場48人、施設42人、知人39人、学校21人、医療機関と県外各17人、会食9人となっている。
 別府市の感染者数は、9日42人、10日46人。2日間の年代別では、20代20人、10代18人、10歳未満と30代各15人、40代11人、50代と70代各4人、80歳以上1人。経路別では、不明37人、家族34人、知人9人、施設4人、県外2人、学校と職場各1人。
 別府市以外の市町等の2日間の感染者数は、大分市537人、宇佐市47人、中津市37人、由布市31人、日田市と佐伯市各23人、臼杵市21人、豊後高田市15人、日出町14人、県外11人、豊後大野市10人、杵築市7人、国東市と玖珠町各6人、九重町5人、竹田市と津久見市各3人だった。