紙の時計を企画・製造

お気に入りの写真で紙の時計を作れる

 別府市光町の樋口紙器工業所(樋口良一社長)は、6月の会社70周年を節目に「大分県ものづくり補助金」を活用してECサイト「copaco(コパコ)」を開設した。スマートフォンひとつで、紙の時計をクラウドファンディング(FC)で応援購入できる。
 同社はパッケージメーカーとして長年にわたり紙と向き合ってきた。コパコ第一弾のプロダクトとして、紙の掛け時計と置き時計を企画・製造した。紙というサスティナブルな素材を積極的に活用することで、持続可能なものづくりを進める。
 スマホに取り込んでいる家族、ペット、風景などのお気に入り写真をECサイトにアクセスして時計の盤面が注文できる。
 すでに神奈川、岡山、福岡、別府と全国から注文があり、好調。値段は5300円(税、送料別)。6月23日まで「Makuake」で購入でき、20~10%引き。
 樋口社長は「70周年を機にネット販売に乗り出すことになりました。新しいニーズに期待し、頑張っていきます」と話している。問い合わせは樋口紙器工業所(電話24・1771)。