病床使用率が20%切る

 大分県と大分市は20日、2336人に対してPCR等検査を行い、12市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女346人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 感染状況を示す「ステージ」は、全体では「3」のままだが、病床使用率は19・2%となり「ステージ2」の基準に下がった。
 一方で、豊後大野市内の高齢者施設でクラスターが確認され、関係者の検査を進めている。
 年代別では、10歳未満73人、10代62人、30代60人、40代47人、20代45人、50代24人、60代19人、70代9人、80歳以上7人。経路別では、家族163人、不明99人、学校23人、職場と知人各17人、施設16人、会食6人、県外4人、医療機関1人となっている。
 別府市の感染者数は、42人。年代別でみると、10代13人、10歳未満11人、20代と40代各5人、30代4人、50代3人、80歳以上1人で、60代と70代は0人。
 別府市以外の市町等の感染者数は、大分市189人、中津市29人、日田市15人、杵築市13人、佐伯市10人、竹田市8人、豊後高田市と由布市各7人、宇佐市、臼杵市、豊後大野市各6人、玖珠町4人、県外2人、日出町と九重町各1人だった。