別府市国際交流推進協議会が総会

姉妹都市などとの交流や在住外国人支援を続けることを確認した

 別府市国際交流推進協議会(会長・長野恭紘別府市長、28人)は27日午前10時、市役所で令和4年度の総会を開催した。
 別府市はニュージーランドのロトルア市、英国のバース市、米国のボーモント市、韓国の木浦市、静岡県の熱海市と姉妹都市、中国の烟台市と友好都市、韓国の済州市と国際交流都市を結んでいる。協議会では、これらの都市と交流を深めるとともに、留学生を総合的に支援する事業を行っている。
 コロナ禍で、対面での交流や相互訪問などは難しくなっているが、年末年始にグリーティングカードや動画メッセージを送ったりして交流を続けている。在住外国人に対しては、「日本語らくらくトーク」や「防災まち歩き」などを通じて、支援を行っている。また、バース市とは、アート交流を継続。
 今年度は、オンラインを交流や訪問者の受け入れなど、柔軟に対応する予定で、ロトルア市には公式訪問団を派遣したい考え。他にも、ラグビーやアート等を通じた交流を実施する予定。
 委員からは「ロシアのウクライナ侵攻などがあるが、民間交流は大事だと思う」「防災まち歩きに参加したが、地震体験のない国の人もいて、真剣に参加している姿が見られた」「交流事業はこれからますます重要になってくると思う。つながりを持ってほしい」などの意見が出た。