日出町の「白雪姫」収穫・販売始まる

白いスイートコーン「白雪姫」の初日の収穫を終えて出荷作業を行った

 日出町の白いスイートコーン「白雪姫」同好会(安部敏彦会長、17人・1法人)は13日、収穫し、初出荷した。
 「白雪姫」は真っ白なトウモロコシで、糖度も高いのが特徴。鮮度の良いものは、生で食べるのがオススメ。シャリシャリとした食感と甘味たっぷりの実は、ファンも多い。
 同好会では3年前から栽培に取り組んでいて、今年は137㌃で栽培しているが、朝と夜の温度が5度ほど低いことから、収穫が昨年よりも遅く糖度も低めだが、一般的なスイートコーンよりも甘い、
 13日午前4時半、田中隆幸さん(68)の畑で初収穫を行った。トウモロコシの収穫は、日が昇る前に行うことで糖度が上がるという。畑の周辺は早朝でまだ真っ暗。安部会長と田中さんが手早く摘み取り、コンテナに入れていった。
 収穫した「白雪姫」は中身の白い部分が見えるように皮を一部分むいて、袋に詰めていった。その後、JAべっぷ日出旬の館日出店に運ばれ、今シーズンの販売が始まった。店頭に並ぶと30分ほどで売り切れることもあるほどの人気ぶり。2本入り400円で、7月いっぱいは販売を行う予定。