JA全農カップ県大会の別府市予選

Aパートで5年ぶり6回目の優勝を飾った別府鶴見小マリンズ
Bパートは、昨年に続いて南立石ファイターズが3回目の優勝
県大会の第3代表を勝ち取った浜脇少年野球部

 JA全農カップ第29回TOS小学生野球大分県チャンピオン大会別府支部予選兼第42回別府市長杯学童軟式野球大会(別府市軟式野球連盟主催)が3、10、23、24日に市営野口原ソフトボールB球場で開催された。
 AパートとBパートに分かれてトーナメント方式で試合を行い、各パートの2位チームで第3代表決定戦を行った。
 Aパートの決勝戦は、別府鶴見小マリンズと亀川中央スポーツ少年団の対戦になった。1回表、亀川中央が2本のヒットで1点を先制するも、その裏に鶴見小が2番の神鳥選手が内野安打で出塁すると、盗塁などで3塁まで進み、4番の田吹選手のヒットで同点とすると、続く5番の宇都選手がスクイズを決めて、逆転に成功。3回裏にも田吹選手の2塁打などで2点を追加。亀川中央も5回表に高橋(優)選手のホームランで1点を返したものの、追加点を入れられず4ー2で鶴見小が5年ぶり6回目の優勝で8回目の代表となった。
 Bパートは、南立石ファイターズと浜脇少年野球部の決戦戦に。南立石は2回表、5番の上田選手がヒットで出塁すると、盗塁などで3塁まで進み、内野ゴロの間に生還して1点を先制。3回にも2番の片山選手の2塁打と4番の安田選手のスクイズで2点を追加。4回に1点、5回に2点、6回に1点とコンスタントに得点を重ねた。浜脇も6回裏に6番の大濱選手がヒットで出塁し、盗塁と内野ゴロの間に1点を返したものの及ばず。7ー1で南立石が昨年に続いて3回目の優勝、3回目の代表を獲得した。
 第3代表決定戦は、浜脇と亀川中央の対決となり、1回裏、亀川中央がヒットで1点を先制したが、3回表に浜脇が四球の走者を2塁打で返して同点とすると、3番の荒金選手が2塁打を放ち逆転。亀川中央も3回に内野の守備の乱れの間に1点を返して再び同点に。その後も一進一退は続き、4ー4の同点で特別延長戦に。浜脇は無死満塁から6番の山本選手のヒットや押し出しなどで一挙に6点を入れた。亀川中央も小田選手の本塁打などで3点を返したものの、浜脇の秦投手に後続を断たれ、10ー7で浜脇が同大会には8年ぶり2回目の出場権を得た。別府市代表の3チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=福田康介▽監督=亀島功吉▽コーチ=三浦康治、田吹拓寿▽選手=河野颯太(主将)、成井夢聖、伊藤太陽、宇都清志郎、原田大希、田吹來唯斗、福田悠太、神鳥皇海、久志佳大、三浦理一、藤原徹平、小川晄生、河野紫苑、髙尾竜平、百﨑琉貴、汐月瑠哉、長篠匠真、小川琥響、酒井健豊、田吹凜紗
【南立石ファイターズ】▽代表=髙木淳平▽監督=安田高士▽コーチ=笠松翔、佐々木淳志▽選手=川崎佳人(主将)、安田隼都、佐々木遥翔、廣瀬誠、甲斐崎聖、上田健志朗、片山煌稀、秦野諭吉、工藤真那珠、大橋龍心、甲斐崎啓、三浦功太郎、佐々木将吾、川崎陽生、高木玲汰、松本諒、槐勇登
【浜脇少年野球部】▽代表=市原伸一▽監督=後藤次郎▽コーチ=小西一靖、荒金定男▽選手=大濱千翔(主将)、甲斐友藍、山本翔陽、佐藤奏、熊谷敬、井大翔、荒金治朋、田嶋悠斗、秦一央利、渡邉吟、三澤慧都、渡邉珀、尾野颯大、釘宮颯大、久保蓮音、佐藤凛、後藤葵斗、小西永馬、佐々木壮