大分香りの博物館で特別展

昭和の貴重な香水と豊の国美人画がコラボしている

 平野資料館主催の特別展「香り立つ豊の国美人画展」を28日まで、大分香りの博物館3階フロアで開催している。同博物館共催、大分美人画愛好会が協力。同博物館の開館時間は午前10時から午後6時。入館料は、大人500円、大学・高校生300円、中・小学校200円。
 今回、美人画と香水をコラボさせた1回目。
 展示している美人画は、大正・昭和に別府で活躍した美人画家の松本真砂雄氏や江戸期に宮中画家として活躍した西国東郡出身の吉原真龍氏の作品15点が展示されている。そのほか、資生堂初期やコーセー化粧品の香水、資生堂の化粧水なども展示されている。
 また、5種類の香りを試すことができ、香りを楽しんで美人画を見るか、美人画を見てから5種類の香りを試すことができる。
 平野資料館の平野芳弘館長によるギャラリートークが、21日午後1時30分から行われる。参加費は無料だが、別途入館料が必要。
 28日までの期間中に美人画展を浴衣や着物で見た先着10人に、オリジナルの「夏の別府トートバッグ」か「別府レトロ絵はがきセット」のどちらかをプレゼントする。