大分みらい信金が100周年で寄付

未来の子どもたちのために図書購入費を寄付

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は、創立100周年を記念して、大分県と6市1町に対して、児童図書を購入するための寄付金を贈呈している。2日午後2時、別府市役所で贈呈式を行った。
 みらい信金では「大分の未来を担う子どもたちの豊かな心を育む」ことを目的に、大分県、別府、由布、豊後高田、中津、大分、宇佐の各市と日出町の図書館に図書購入費を計900万円を寄付することにしており、別府市には200万円を寄付した。
 贈呈式には、森田理事長、山本眞郎副理事長、手島賢三常務理事本店営業部長、平岡元庸地域創生企画部長が出席。森田理事長が「当金庫は、令和4年4月12日に100年を迎えることが出来ました。皆さんのおかげ様です。感謝の気持ちを込めて、地域の未来を担う子どもたちに本を読み、知識を吸収して心豊かになってほしいと思っています」とあいさつし、長野恭紘別府市長に寄付金を手渡した。
 長野市長は「日頃から、多岐にわたる分野で協力していただき、感謝しています。地域の人たちがみらい信金さんにどれだけ救われてきたか、100年の重みを感じています。図書館には雑誌スポンサーの第1号になっていただいたし、現在開催中の『大別府展』でも協力いただき、ありがとうございます。子どもたちの大きな可能性を引き出すための本に活用させていただきます」とお礼を述べた。