市旅館ホテル等防火管理者協議会

会員が実際に放水を体験した

 別府市旅館ホテル等防火管理者協議会(小出英治会長)は研修会を22日午後1時、別府市消防本部で開催し、会員13人が出席した。
 4階の会議室では小出会長のあいさつ後、市消防本部予防課員が講師として研修を開始した。
 防火管理者として▽従業員教育の必要性▽教育の目的▽教育の内容▽教育の実施方法―を説明した。
 災害発生時の対応として▽火災の発見▽通報・連絡▽初期消火▽避難誘導▽安全防護措置▽消防隊への引き継ぎ―を挙げ、それぞれについて説明した。
 続いて、1階の車庫に移動して屋内消火栓設備について学んだ。そして、実際に予防課員が訓練で屋内消火栓設備を操作し、会員はそれを見学した。ホースを延長し、東側訓練塔前でまずは予防課員が放水を行った。その際、放水時における注意点を説明した。その後、会員一人ひとりが実際に放水を体験し、放水時に筒先にかかる水圧を感じた。参加した女性は「すごい圧だった」と話した。
 4階会議室に移動し、予防課員が自動火災報知設備について説明した。