別府西中学校1年生に職業講話

ヴェルスパ大分の阪本遼太さんと鈴川千陽さんが講話した

 別府市立別府西中学校(杉原勉校長)が1年生130人を対象とした「職業講話」を9日、同校で開催した。
 1年生130人が消防士、パティシエ、自衛官、カメラマンなど9教室に分かれて、2回(午後1時10分、午後2時)行った。
 生徒26人が集まった教室では、ヴェルスパ大分の阪本遼太さん(29)、鈴川千陽さん(26)が講話した。
 阪本さんは、大学サッカーでケガに悩まされており、夢であるサッカー選手が現実的でなくなった。体育教員の道も考えたが、小さな頃からの夢の舞台であるJリーグが諦められずにいたところ、サッカー界に「マネージャー・ホペイロ」という仕事があることを知る。大学の先輩がフロントスタッフにいるヴェルスパ大分に入社した。鈴川さんは、選手を身近で支える仕事がしたいと考えており、新潟県にあるJAPANサッカーカレッジのマネージャー・トレーナー学科が新設されることを知り、親や高校の先生を説得して受験し、合格。卒業後は、ベガルタ仙台の女子チームで4年、東京ヴェルディの男子チームで2年、マネージャーなどをした。
 阪本さんと鈴川さんは仕事の内容などを説明した。阪本さんが「この仕事をしていて選手の笑顔、監督やスタッフの笑顔、ファンやサポーターの笑顔といった多くの笑顔を見たとき、幸せな気持ちになります。大変とは思わないですね。好きな仕事で、毎日が本当に楽しい」と話した。
 さらに阪本さんは「人生の主役はいつも自分。どうなりたいのか何がしたいのかの答えは1つとは限らない。変化して当たり前。夢や目標に大きいや小さいは無い。無限大の可能性があるので、あせらないで大丈夫。まずはトライしてみよう」と語った。
 生徒からいろんな質問があり、2人は丁寧に答えていた。
 講話終了後、生徒26人を代表して安部明志さんが「自分は収入や将来の仕事は少し楽しめばいいかなと思っていましたが、今日の話を聞いて一番大切なことは自分が楽しむことだと感じました。この話を今後の進路選択に活かしていこうと思います。ありがとうございました」とお礼を述べた。
 続いて、再度9教室に分かれて、20人がヴェルスパ大分の講話を聞いた。