6月別府市議会定例会の一般質問⑦

 令和5年第2回別府市議会定例会は22日午前10時、再開し、一般質問で三重忠昭氏(市民クラブ)、重松康宏氏(公明党)、石田強氏(日本維新の会)が教育行政、就学前教育・保育ビジョン、男性用個室トイレのサニタリーボックス設置、道路交通法改正後の電動キックボードなどについて質問した。石田氏は正午過ぎまで行ったため、明日掲載する。午後からは、塩手悠太氏(有志の会)が質問した。

教員不足などについて

三重忠昭氏(市民クラブ)

三重 忠昭氏

 三重忠昭氏は教育行政について「教職員の未配置状況は」と質問。
 時松哲也学校教育課参事が「市内の小中学校の欠員状況は、小学校で10人、中学校での欠員はない」と答えた。
 三重氏は「新学期が始まり10人の先生が未配置であることは、大きな問題。2学期の時点で、産休や育休で9人の欠員が出ると聞いている。その代替も必要になってくる。もし見つからなかったときには2学期は19人の欠員が出る。どのような子どもたちへの影響があるのか」と質問。
 時松参事が「子どもたちへの影響が極力出ることのないよう、学級担任の配置を優先的に進めており、現時点で学級担任が配置できていない学校はない。未配置は児童生徒にマイナスの影響とならないよう、学校の組織力を発揮している。人材確保のために尽力している」と答えた。
 三重氏が「教育現場の実情や困りなどを地域の方や保護者に知ってもらい、教員が子どもの教育に専念できるよう、市教委から理解と協力を求めては」と質問。
 時松参事が「学校が教員の未配置を抱えている厳しい状況で、重点を置くべきところは子どもと向き合う時間、教育活動に専念できる環境の確保が必要と考えている。さまざまな教育課題解決に向けて学校運営協議会を中核とした取り組みを推進していく」と答えた。
 そのほか、就学前教育・保育ビジョン、市政の意識調査について質問した。

サニタリーボックスについて

重松康宏氏(公明党)

重松 康宏氏

 重松康宏氏は男性用個室トイレのサニタリーボックス(使用済みのおむつや尿漏れパッドを廃棄する目的でトイレに設置されているゴミ箱)設置について「今までは女性トイレに在って当たり前、男性トイレに無くて当たり前でしたが、近年、全国の自治体で設置されています。別府市役所の設置状況は」と質問。
 行部さと子総務課長が「議会棟を含む本庁の男性用トイレは17カ所あり、サニタリーボックスについては未設置。行政棟のグランドフロアと1、5階、議会棟の2、3階の5カ所に多目的トイレを設置しており、そこにはサニタリーボックスを設置している」と答えた。
 重松氏は「病気治療の影響や加齢により生理用品を使う男性も増えている。そのような人が安心して外出ができ快適に過ごすためにも生理用品を廃棄する必要がある。設置の必要性の見解は」と質問。
 行部課長が「県はサニタリーボックスの設置を推進している。市でも多目的トイレに設置していますが、個人の尊厳を保ちながら安心して生活できる環境整備のため、男性用個室トイレにもサニタリーボックスを設置する必要性を認識している」と答えた。
 重松氏は「実際に設置への考えは」と質すと、行部課長が「グランドフロアと1階に試行的に設置する予定」と答えた。
 そのほか、道路交通法改正後の電動キックボード、シニア世代のデジタルディバインドについて質問した。