別府市医薬品小売協同組合が寄贈

昨年に続いて、熱中症予防対策品などを寄贈した

 別府市医薬品小売協同組合(岩見圭祐理事長、35事業所)は4日午後1時、市社会福祉会館を訪れて、熱中症予防対策等の物品を寄贈した。昨年に続いて2回目。
 同組合と市社会福祉協議会は昨年、地域貢献活動連携事業の連携及び協力に関する協定を結んでいる。協定を機に、身近な薬局等で市民が抱える生活福祉の困りごと相談を受け、市社協につなぐ活動を行っている。新型コロナの規制が緩和される中で、なお経済的に苦しく、生活に困りを抱えている人に対して、これからさらに暑さが厳しくなるため、熱中症予防の物品を贈った。
 メーカーに協賛してもらい、大塚製薬の経口補水液21ケース、熱中症予防対策パンフレット1419冊、うすき製薬から塩あめ100袋。他にも、絆創膏400個、衛生整理用品、医薬品組合からサプリメントケース190個を贈った。
 岩見理事長は「地域により密着した薬局などとして、お役にたてるようにしていきたい。経口補水液は浸透が早いので、少しずつ接種すると良い」と述べた。釜堀秀樹市社協常務理事は「地域で安心して暮らしていけるようにという趣旨に賛同していていただき、ありがとうございます。32店舗に募金箱を設置させてもらうなど、これまでも協力していただいています。今後とも、よろしくお願いします」とお礼を述べた。
 経口補水液と塩あめは軽費老人ホームに、絆創膏は児童福祉施設に贈られる。