別府市農業員委員に7人を任命

農業委員7人を任命後、臨時総会を開いた

 別府市は24日午前10時、農業委員会委員の任命式を市役所で行った。
 農業委員は7人で構成され、農地に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進などを進める。毎月総会を開く他、農地法に係る農地の権利移動、農地転用等の許可、違反転用への対応、農地パトロールによる遊休農地の発生防止・解消などの取り組みを行う。任期は3年。
 今回任命されたのは、久保賢一氏(72)、齋藤孝一氏(67)、後藤利夫氏(66)、彌田和好氏(64)、久恒美千代氏(63)、小畑義宏氏(58)、星野賢一氏(52)の7人で、彌田氏と久恒氏が新任。
 長野恭紘別府市長が一人ひとりに任命証を手渡して「農業を取り巻く環境は厳しい局面が続いています。安全安心な食が重要視されています。委員への期待も大きいものがあります。食を考え直す転換期と捉え、一致団結して取り組んでもらいたい」とあいさつ。
 引き続き、長野市長が招集し、第1回臨時総会を会議室で開いた。そこでも長野市長は「本気で農業振興に取り組んでいきたい」と話した。議事では、会長に久保氏を会長職務代理者に齋藤氏を選任。一緒に活動をする農地利用最適化推進委員7人の選任について、承認した。推進委員は7つの地区に分けられており、佐藤進造、恒松はつみ、伊藤博文、大野基、大野泰徳、安部憲次、園田喜久男の各氏が選ばれた。委嘱式は8月4日に予定している。