明るい地域づくり広げ

ヤンモサウンズ・イン・ブラスが演奏

 朝日と大平山の地区社会福祉協議会は23日午前10時、市朝日大平山地区公民館で合同の社会を明るくする運動を実施した。約120人が参加。
 朝日地区社協の伊藤敏幸会長が「様々な事件等がありますが、明るいニュースを広げるためにも、住む我々が地域の輪を広げ、自分さえよければよいという考えをなくし、明るく、世のため、人のために頑張っていきましょう」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長は「一番の問題は、再犯。全体の約半数に及ぶと言われています。社会復帰しようとしても、地域に溶け込めない、仕事につけないなどの社会問題がある」と述べた。
 第1部は、口演家の矢野大和さんが「防犯はコミュニケーション」と題して講話した。矢野さんは「社会を明るくするということは、ここで住んで良かったと思えるかどうか。『あなたのおかげ』と評価することで、明るい町になると思います。人から評価されることで元気になる」などと話した。矢野さんのユーモアたっぷりの話に、会場は笑いに包まれた。
 第2部は、ヤンモサウンズ・イン・ブラスが登場。「上を向いて歩こう」や「ひこうき雲」「勇気100%」などを演奏し、盛り上げた。