大分みらい信金がDX体験会

DXやデジタルを活用した事業効率化などの提案と体験が行われた

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は19日午前10時、本店でリコージャパン株式会社の協力で「DX合同展示・体験館」と「インボイス対応・IT導入補助金セミナー」を開催した。
 デジタル技術を社会に浸透させて生活をより良いものに変革させるDX(デジタルトランスフォーメーション)の促進により、中小企業、小規模事業所の生産性向上支援やIT化の支援を行うのが目的。
 会場では、働き方改革、人材確保、業績拡大、防犯対策、法令対応、働く環境改善などのブースに分かれて実施。建設業に特化したデジタル化では、各メーカーの素材等をボタン1つでデザインに反映させることで、提案資料づくりを簡単にするものや、宿泊業に特化した予約システム、監視カメラ、労働時間を見える化するシフト管理など、ITの力を借りて業務の負担軽減を図るシステムが多く紹介され、参加者は熱心に話を聞いていた。
 また、インボイスや電子帳簿保存法のシステム対応の考え、検討ポイントの説明なども行われた。