国際ソロプチミスト別府会長

ボランティア活動に喜び

内田 陽子(うちだ ようこ)さん

 「大きな責任を感じます。活動を継続、維持、活性化しなければいけません。会員が喜んで活動できる魅力あるプランを作っていきたい」と開口一番。
 入会8年目で会長に選ばれた。別府クラブは創立36年目、21人の会員がいる。
 国際ソロプチミストは国連の総合資格を持つ国際的な奉仕団体で、女性と女児の生活向上のために活動している。日本はアメリカ連盟に入っており、日本南リジョン(九州)は88クラブ1800人の会員を擁する。大分県内に8クラブあり、別府はその一つだ。
 講演会やチャリティー行事、福祉まつりなどを主催、参加し、収益金で寄付活動している。毎月第3火曜日にホテルアーサーで例会を開いている。
 具体的な活動は「夢を生きる賞」表彰、「夢を拓く賞」表彰があり、立命館アジア太平洋大学(APU)の女子留学生に奨学金支援もしている。
 「夢を生きる賞」は家計を支えながらキャリアアップのため看護学校や専門学校などで学ぶ女性を表彰して寄付金を贈っている。
 「夢を拓く賞」は女子高校生に贈る賞で、家計的に困っていても大学を目指して頑張っている女子を南リジョンにおくり、そこで表彰する。
 APU女子留学生の奨学金は毎年12万円を支援しており、APUの開学以来23年間続いている。
 また、別府アルゲリッチ音楽祭に協賛金を出して協力、会場で切符のもぎりなど会員がボランティア活動に従事している。
 別府生まれの別府育ち。趣味はスポーツ全般。ボランティア活動が好きで、もう28年続けている。「奉仕することで喜びをもらっている」と語る。
 インタビューは苦手だが「これも会長の仕事だ」と思って引き受けた。