べっぷ浜脇薬師祭り賑わう

長野市長も花魁に扮して参加した
工夫を凝らした風流見立て細工もズラリ

 別府の夏祭りの最後を締めくくる「べっぷ浜脇薬師祭り」が26、27日に浜脇温泉周辺で開催された。コロナ禍で縮小して開催してきたが、今年は、花魁道中やお化け屋敷が復活し、通常開催となった。ツーリズム浜脇まちづくり推進協議会主催。
 26日は、薬師法要、お接待、カラオケSHOW、花魁道中が行われた。花魁道中では、桝田貢県議が先陣を切り、かむろに扮した小学生が登場すると、沿道からは「かわいい」と声があがった。他にも、別府大学生、地元住民、地域の団体の関係者らが続々と歩き、最後に長野恭紘別府市長の花魁が登場すると、一緒に記念写真を撮ろうと多くの人でごった返し、長野市長も笑顔で応じた。
 27日は、ダンスコンペティションがあり、最後は薬師音頭踊りで盛り上がった。
 また、24日からは、風流見立て細工の展示も行われた。見立て細工は、生活道具を使って人物や風景に見立てて作るのもので、別府市の無形民俗文化財になっている。現在放送中の大河ドラマや人気アニメのキャラクター、人気ゲームのキャラクターなど世相を反映させた力作が並び、訪れた人の目を楽しませた。