秋の全国交通安全運動スタート

別府警察署員ら75人が参加した出発式
(株)よしもとエリアアクション
所属タレントの「野良レンジャー」の2人が
一日警察署長に委嘱された

 「秋の全国交通安全運動」(30日まで)の初日となる21日午前7時30分、出発式と一日警察署長委嘱式を北浜のテルマス跡地で行った。別府警察署、大分県交通安全協会別府支部、別府地域交通安全活動推進委員、別府市、交通安全指導員ら約75人が参加した。
 出発式では、後藤久典署長が「皆さんは昼夜を分かたず、市内各所で啓発活動を行っていただき、ありがとうございます。残念ながら下半期に入りすぐ死亡事故が発生しました。今年1月に発生した交通死亡事故も道路横断中でした。別府市内の交通事故の特徴として、交差点での事故の比率が非常に高い。別府警察署としては、交差点付近での交通指導や取り締まりを強化するとともに、重大事故に発展しやすい歩行者妨害違反を重点的に取り締まり強化をしています。例年、年末に向かうこの時期は人の動きが慌ただしくなります。夕暮れ時も早くなるので、街頭啓発活動では交差点や通学路、交通量の多い幹線道路で引き続き行ってください」とあいさつ。
 来賓の幸勝美大分県交通安全協会別府支部長、山名義弘別府地区安全運転管理協議会長、堀英樹木生活環境課長(市長代理)が紹介された。
 続いて、交通課員2人が漫才を披露した後、一日警察署長に委嘱される(株)よしもとエリアアクション所属タレントの「野良レンジャー」の竹尾悠兵さんと首藤将太さんの2人が登壇し、後藤署長から一日警察署長の委嘱状とタスキを受け取った。
 一日警察署長2人が漫才を披露。参加者全員が駐車場へ移動し、白バイ隊員による白バイのデモンストレーションが披露された。
 引き続き、街頭啓発活動に移り、県交通安全協会別府支部女性ドライバー協議会員ら国道10号沿いに立ち「交通安全運動実施中」「優先横断歩行者」「全席シートベルト」「スピード注意」などと書かれたプラカードを掲げて、停車中のドライバーに注意するよう呼びかけた。的ケ浜公園前を含めて、市内130カ所で約800人が参加した。