泉市議が議長に要望書提出

 泉武弘市議は26日、加藤信康議長に対して「別府市議会議員定数の削減を求める要望書」を提出した。
 要望書では、令和5年に施行された改正地方自治法では、地方議会に「重要な意思決定を議決し、検査や調査などの権限を行使すること」としていると共にその役割を「住民の負託を受け、誠実にその職務を行わなければならないこと」と求められていることをあげ、議会構成の基本となる議員定数について、「市民生活の状況や世相の変化に応じて、今の市議会の姿が妥当なものであるかを問い続けなければならない」としている。
 人口10~20万人未満の149市の中で、61・1%の91市が議員定数の削減をしていることから「本市議会においても、議員定数の削減を検討、実施すべき時期はすでに到来している。むしろ、遅きに失した状況ともいえる」と指摘。
 議員数削減について▽現在の25人から少なくとも5人以上削減する▽議員定数削減に関する条例改正は、速やかに行うことーとした。