荘園の溝邉田鶴子さんが100歳

元気に100歳を迎えた
溝邉さん(左から2人目)

 別府市荘園の溝邉田鶴子さんが11月28日に100歳の誕生日を迎えた。4日午前11時15分、デイサービスで通っている南荘園町の福笑居を長野恭紘別府市長が訪れて、長寿を祝った。
 溝邉さんは津久見市出身で県立北海部高等女学校(現在の県立臼杵高校)を卒業して、小学校の臨時教員をしていた。20歳で会社員の男性と結婚し、専業主婦に。夫の仕事で県内各地で暮らし50年ほど前に別府移り住んだ。趣味は読書とカラオケ。子どもの頃から海で泳いでいて、8年ほど前まではひ孫のスイミングスクールの送り迎えの間に、自分も泳ぐなどしていて「また泳ぎたい」と話している。
 自宅の階段を1日4往復ほどして、好き嫌いなく何でも食べることが長寿のい秘訣とか。子ども5人孫7人、ひ孫7人に恵まれ、現在は娘、孫夫婦と4世代で毎日夕食を共にするという。「いい家族に恵まれた」と話した。
 長野市長が表彰状とお祝い金を手渡して「みんなこういう100歳になりたいと思います。ステキな笑顔で、安心しました。体に気を付けてこれからも元気でいて下さい」と声をかけた。
 市内の100歳以上は、113人(女性102人、男性11人)となった。