山香町「瑞倉寺」で節分法要

瑞倉寺の節分法要

 杵築市山香町野原にある高野山真言宗系の瑞倉寺(三房円瑞住職)は4日、星祭節分会法要を行った。
 今年はインフルエンザやコロナ感染対策のために参拝者数を制限しての開催。副住職の真昭さんが護摩木焚きと読経で、立春から始まる一年間の家内安全や招福除災を祈祷。
 参拝者は「僧職と一緒に唱えるお経や真言の響きは、積もった煩悩を消し去り新しい命を吹き込んでくれる思いがする」と感想を寄せている。
 瑞倉寺は大正6年にJR中山香駅北側正面にある甲尾山山頂に創建された寺院。景勝の地に「檀家制度と違う宗教宗旨を問わず誰もが自由にお参りできる寺造り」を目的にした有志の思いから始まった。
 以来創建の精神を大切に、百年を超えて多くの人々に親しまれて活動を続けている。
 現在は麓に移築され国道10号線を挟んだ中山香駅正面にある。
 問合せ先は瑞倉寺(ずいそうじ) 0977―75―0572まで。