コーヒー抽出競技大会

真剣な表情でコーヒーをいれる競技者たち

 三洋産業(本社・別府市富士見町、中塚茂次社長)は16日、国内初のコーヒー抽出競技大会「第1回CAFECジャパン・ブリュワーズカップ」を開催した。地元大分をはじめ東京、神奈川、埼玉、長野、愛知、静岡、大阪、福岡、熊本、沖縄などから24人のコーヒー愛好家が参加し、トーナメントでコーヒーの腕を競い合った。
 同社オリジナルブランドのCAFECの器具を使用してコーヒーを抽出した。大会の司会はコーヒージャーナリストの岩崎泰三さん(東京)、競技ジャッジは2021年ワールドブリュワーズカップ準優勝の畠山大輝さん(埼玉)、猿田彦珈琲の大塚朝之社長(東京)らが務めた。
 中塚社長があいさつした後、競技が始まった。会場はコーヒーの香りが漂う中、選手たちは真剣な表情でコーヒーをいれていった。
 CAFECブリュワーズカップは香港、マレーシア、豪、カタールですでに開催されている。新たにタイ、米、カナダ、ドバイ、ポーランド、独で開催を計画している。5年後には別府でワールド・ブリュワーズカップ(世界大会)の開催を目指している。
 今大会の優勝者に10万円、準優勝5万円、3位2万円の賞金が贈られた。結果は次のとおり。
(敬称略)
 ①栗原大嗣(愛知県)②久保田洋平(熊本県)③園田道徳(愛知県)