18日からの春の選抜大会組合せ決定

組合せのくじを引いた山内真南斗主将
(写真は読売新聞社提供)

 第96回選抜高等学校野球大会の組み合わせ抽選会が8日、出場校の主将が集まり、自らくじを引いて出場32校の組み合わせが決まった。
 大分県から出場する明豊(春は6回目。3年ぶりの出場。前回は準優勝)は、大会2日目(19日)の第2試合に敦賀気比(つるがけひ、福井県代表、春・夏ともに11回ずつ出場しており、平成27年春に優勝している。甲子園通算31勝)と対戦する。今回は、悲願の優勝に向けて練習を積み重ねている。
 敦賀気比は4年連続11回目の出場。平成6年夏に甲子園に初出場をし、春は平成10年に初。27年は2回戦で仙台育英に僅差で競り勝ち、準決勝は大量得点と無失点で大阪桐蔭に勝利し、決勝では東海大四高に勝ち紫紺の大優勝旗を手にしている。
 直近では令和5年春に2回戦で大阪桐蔭(同大会で4強入り)に1―3で敗れている。昨年の秋の県大会では帝京長岡(新潟県2位)、日本航空石川(石川県2位)、星稜(石川県1位)との試合はいずれも延長となる展開となり、粘り強く守る野球が持ち味。
 小技を大事にしながら、新しく導入される低反発バットでの打撃の力強さを強化している。