天狗の貸間に「かめぼっこ」

「かめぼっこ」ポーズをする濵中美空代表(中央)、
コーヒー担当の鈴木歩さん(左)、
お菓子担当の道丹彩香さん

 別府やよい通り商店街振興組合(河野悟理事長)が運営する県内の大学生による起業チャレンジショップ「天狗の貸間」で2日から、立命館アジア太平洋大学生(APU)8人が所属する「かめぼっこ」がカフェを開店している。
 開店日時は、9、10、13、16、17、20、23、24日午後3時から同9時。
 チャレンジショップは2024年からの取組で、今回が5チーム目。学生による起業体験を通じ、これまで商店街に足を向けなかった新規客層を誘導することが目的。
 屋号の「かめぼっこ」には、数十年かけて海洋を回遊した後、自分が生まれた砂浜に戻り産卵する「母浜回帰」という強い習性を持つウミガメのように、訪れた人がまた帰ってきたくなるきっかけの場にしたいという思いが込められている。
 出店しているのは、APUサステイナビリティ観光学部2年生の濵中美空さん(19)を代表に全8人。
 「かめぼっこ」は今年9月9日、市内でカフェ「かめぼっこ」をオープンする予定。学業と並行しながらの挑戦で「人がまた帰ってきたくなる居場所づくり」をテーマに掲げている。
 ドリンクは▽コーヒー500円▽パンケーキ700円▽コーヒーゼリー600円▽バスクチーズケーキ(1日10食限定)700円―など多彩。
 河野理事長は「今年の2年生は他でも起業したいと思っている学生が多い。継続してできたらと思う。活性化にはいろんなやり方があるので、県内の商店街がひとつのケースとして参考にしてもらえれば」。
 濵中代表は「私たちは経営に関するノウハウが足りないので、実際に一カ月間、継続営業を経験することが目的。実際に9月にオープンしたときに、ここで知り合った人が来てくれたらと思っています」
 「自分が生まれ育った町を『戻ってきたくなるような町』『多くの人から愛される町』にしたいという思いがあり、卒業後は横浜市の高齢化の進む地域に戻り、同じように家族でカフェを経営したい」とそれぞれ話した。
 問い合わせは、インスタグラム(@kamebocco.__99)のDMで。