
淺尾さん(前列左)
別府市石垣の「サンクレールいっとうえん」に入居している、淺尾國広さんが4月22日に100歳の誕生日を迎え、5月7日午後3時半、長野恭紘別府市長がお祝いに訪れた。
淺尾さんは、大正15年に福岡県豊前市に生まれた。4歳の時に両親とともに朝鮮京城府(日本統治時代における行政区域で、現在のソウル特別市)に移住し、京城府立開城中学校を卒業。八幡製鐵朝鮮工場で働いた。終戦後、別府に移住。プロパンガスや薪、炭、練炭などを販売する燃料店を73歳まで経営していた。囲碁が趣味で、囲碁クラブに通ったり大会に出たりして仲間と一緒に楽しんでいたという。奥さんの京子さん(92)と海外旅行にも多く行った。
令和6年にサンクレールいっとうえんに入居し、翌年には京子さんも入居し、夫婦仲良く同じ施設で過ごしている。長寿の秘訣は「食事をしっかり食べる。日頃から施設の職員とよく会話する」ことだとか。子ども2人、孫5人、ひ孫3人に恵まれた。
この日は他の入所者も一緒にお祝い。スーツ姿で奥さんと長男の智さん(71)も同席した。長野市長が表彰状とお祝い金などを手渡して「100歳、おめでとうございます。これからも別府で元気で過ごしてください」と声をかけた。淺尾さんは「お祝いいただき、ありがとうございます。こんなことは初めてで、本当にありがとうございます。こんなにしてもらうとは思わず、お礼の言葉もない」と話した。
市内の100歳以上は、128人(女性119人、男性9人)となった。
