別府警察署は18日、特殊詐欺(ニセ警察詐欺)の発生を発表した。
被害に遭ったのは市内在住の60歳代男性で、被害金額は340万円。
同署によると、男性の携帯電話に今年4月25日、国際電話番号から電話があり、クレジットカードの債権会社を名乗る男から「あなたが購入した携帯電話の代金が、引き落としできない。早急に支払わなければ法的措置を執る」などと言われた。男性は身に覚えがないことを伝えたところ、男から「あなたのクレジットカードが不正利用されている。京都府警察に電話を代わるので被害届を出すように」などと言われた。
電話を代わった京都府警察官を名乗る男から「あなたは、特殊詐欺の容疑者として名前があがっている。あなたの身柄を拘束する。特選審査に通れば在宅捜査にすることができる」などと言われた。その後、男性は警察官を名乗る男からSNSのビデオ通話で供述調書の画像を見せられ、「特殊詐欺の犯人が『名義貸しの犯人に報酬を渡した』と言っている。あなたの口座にあるお金の動きを調べる必要がある」などと言われた。それを信じた男性は、警察官を名乗る男の指示に従い、インターネットで新たに自分名義の口座を開設した後、5月8、11日に金融機関の窓口で、開設した口座に計340万円を振り込んだ。その後、金融機関の職員から男性に「詐欺被害に遭っていませんか」という連絡があり、男性が別府署に来署し被害に遭ったことに気がついた。
同署は「警察官が、アプリのビデオ通話で供述調書などを示したり、金銭の支払いを要求したりすることは絶対にありません。この手口は詐欺ですので、すぐに警察に相談してください」と呼びかけている。
