
(前列左から)足立さん、河野さん
別府警察署(石角和久署長)は24日午前9時30分、特殊詐欺被害防止に貢献した2人に感謝状を贈呈した。
受賞者は、大分銀行別府支店銀行員の足立修一さん(45)、ローソン別府上田の湯店のパート従業員、河野恵さん(58)=市内在住=の2人。
感謝状を贈呈した石角署長は「特殊詐欺の被害は全国で増加多発し、今年は一千億円の被害が出ています。こうした中、金融機関の皆さま、コンビニの皆さまが水際阻止、最後の最後の段階で声かけを行っていただいて、被害を防げたケースが非常に被害抑止に効果があります。私たち警察と力を合わせて、一件でも特殊詐欺を防止していきたいと思います」と謝辞を述べた。
足立さんの功績は今年5月18日午後、同店で多額の現金を送金しようとしている留学生の女性(20歳代)の話などから特殊詐欺被害を疑い、警察に通報するなど適切な対応により、特殊詐欺被害を未然に阻止した。
河野さんの功績は今年5月23日午後、同店でギフトカードを購入した女性の話などから特殊詐欺被害を疑い、積極的な声かけにより、特殊詐欺被害を未然に阻止した。
贈呈式終了後、足立さんは「窓口でお客さまの話を聞いたとき、明らかに詐欺が疑わるような内容だったので、お客さまに気分を害さないようにお伝えしました。最初は自身が詐欺に遭っていると分からない中で『そんなことはない』とおっしゃっていましたが、最近の詐欺被害の状況などや『警察の方に来ていただいて相談を』とお伝えしました。お客さまのご資産をお守りできるように引き続き業務に邁進していく」。
河野さんは「お客さまがギフトカードを購入した際、レジ対応したのですが、不安そうな表情をしていました。様子を見ていたら『詐欺かな?』とつぶやいた。それが聞こえたので、声かけをしたら『電話がかかってきて自分で110番しようとしたけど、どう説明したらよいか分からないので、カードを買いに来た』と話されたので『私から警察に問い合わせしましょうか』と言いました。警察に連絡したら、すぐに来ていただいた。今後もお客さまの様子を見ながら、レジ対応できたらと思います」とそれぞれ話した。
