別府市環境保全審議会委員18人委嘱

阿部副市長から委嘱状が手渡された

 別府市環境保全審議会委員の委嘱式が23日午後2時、市役所で行われた。
 自然環境及び生活環境の保全に関する重要な事項について審議するのが目的。委員は、学識経験者、民間団体、市議、行政から18人で構成されている。任期は2年。
 阿部万寿夫副市長が委員を代表して、明石光伸大分県厚生連鶴見病院名誉院長に委嘱状を手渡して「皆さんには、豊富な知識と経験をいかし、環境保全行政に積極的に参画してもらいたい。環境問題はまったなしの状況です。地方自治においても、真摯に向きあい、行動を起こすことを求められています。別府市としても、積極的な環境保全対策に取り組んでいきます。そのためには、専門的な知見と多様な視点が必要です。豊かな自然環境を将来に継承し、生活環境を保全するため、ご協力をお願いします」とあいさつした。
 引き続き、第1回審議会を開き、会長に明石氏、副会長に大平順治別杵速見森林組合総代を選任。明石会長が「異常気象によって、多くの人が熱中症になり、命を落とした人もいる。自然環境が破壊されると、生活環境にも影響を与える証拠だと思う。改めて環境問題について、皆さんと共に考えていきたい。自由闊達な意見をお願いします」とあいさつをした。
 また、特定外来生物(アライグマ)の生息状況と防除対策について報告をした。猟友会の協力をもらいながら捕獲を行っており、罠の設置台数も少しずつ増やし、今年度からは、巣箱型罠とセンサーを利用して捕獲に取り組んでいる。令和6年の捕獲数は69頭、令和7年度は64頭で、令和8年度は7月現在で29頭。8年度の捕獲数のうち、別府市が仕掛けた罠で捕獲したのは17頭で、うち7頭は子どもだった。
 委員からは「危険性や繁殖性は理解できるが、感染症などの人への影響についてはどうか」との質問があり、「アライグマが直接の影響で病気が広がったことはないとされていますが、狂犬病などのウイルス持っているとされており、厚生労働省が注意を促している。捕まった時の動きや威嚇などはかなり気性が荒いと感じている」などと答えた。