個性豊かな「別府八湯」

関係者が参加して別府八湯勝手に独立宣言30周年記念式典が行われた

 別府八湯勝手に独立宣言30周年記念式典が令和8年8月8日午前7時半、八幡朝見神社八幡臺で開催された。別府八湯勝手に独立宣言30周年記念式典を開催する会(菅健一会長)主催。NPO法人別府八湯トラスト、NPO法人ハットウ・オンパク共催。
 「別府八湯勝手に独立宣言」は、それまで個性豊かな各地域の温泉を「別府温泉」とひとくくりで呼ばれていたものを、「別府」「浜脇」「観海寺」「堀田
」「明礬」「鉄輪」「亀川」「柴石」があえてそれぞれの「個性」と「泉質」の違いを際立たせて、行政に頼らず自立したまちづくりを目指そうとしたのが始まり。平成8年8月8日8時8分8秒に、当時の観光関係者や市民有志が行った、地域おこしのプロジェクト。
 八湯がそれぞれの旗を持って参加し、特徴をPR。神事を執り行ったあと、菅会長が「30年はあっという間でした。別府温泉でくくるのはおかしいとの声があり宣言をした」と当時を振り返った。午前8時8分に独立宣言30周年を祝った。
 温泉道名人である八木みちるさんが「8つの温泉地を総称する『別府八湯』という言葉は、地元でもまだ馴染みの薄いものでした。そこで『市民の手で温泉地の魅力を再発見しよう』と地域活性化を目指す住民が中心となり、このユニークな宣言をしました。別府八湯は、世界と地域がつながる開かれた場所へと成長を遂げています。かつて地域住民が『我がまちの誇り』を掲げた、あの熱量を受け継ぎ、本日、私たちは新たなるステージの扉を開きます。地域を愛し、未来を創造する者として、このバトンを確かに引き継ぎ、別府八湯の精神が末永く続くことを誓います」と独立宣言を読み上げた。
 来賓の長野恭紘別府市長が「他にはまねできない、奥深さを醸し出している」と祝辞。参加者全員で記念撮影をした。