別府市と県キッチンカー協会が協定

災害時にはキッチンカーで炊き出し支援

 別府市と大分県キッチンカー協会(甲斐誠健代表理事)は、10日午後4時15分市役所で「災害時におけるキッチンカーによる炊き出しの実施等に関する協定」を締結した。
 同協会は、佐賀関の大火災をきっかけに、災害時にすぐに対応できる体制をと発足した。協定により、避難所などでの炊き出しを行う。
 長野恭紘別府市長と甲斐代表理事が協定書に署名。長野市長は「大変意義のある協定を結ばせてもらいました。熊本地震では、別府市も八代市で入浴支援をしていますが、私も行ってきたばかり。避難所などでキッチンカーや炊き出しの人が奮闘する姿を実際に見てきました。今回のもしもの時の協定は、行政としてもありがたいですが、住民に広く安心を届けられると思う。訓練にも参加してもらい、実践的な取り組みができればと思う」。
 甲斐代表理事は「別府公園で初めてイベントをした縁もあって、協定の最初を別府市と結びました。熊本地震では、宇城市に炊き出しに行きましたが、現場は混乱していました。これまでの経験を生かして、広く尽力できるのではと思っています。今後、県内全域の市町村とも協定を結んでいきたい」とそれぞれあいさつをした。
 中庭市民ひろばには、キッチンカーが集まり、カレーや削りイチゴなどのスイーツの試食会も行われた。