
別府大学附属博物館は夏休み企画イベント「勾玉をつくってみよう!」をこのほど、同博物館で開催し、小学生9人と保護者3人の計12人が参加した。
同講座は、毎年好評の夏休み企画で、古代の装身具である「勾玉」づくりを体験しながら、歴史や文化への関心を深めてもらうことが目的。
はじめに、上野淳也附属博物館長から「勾玉とは何か」「古代にはどのように使われていたのか」について説明があった。また、今回の勾玉の材料である滑石(かっせき)の特徴や、古代に勾玉や矢じりの材料として利用された黒曜石などの鉱物について、実物を手に取りながら紹介した。参加した児童たちは、鉱物の手触りや質感を確かめながら、古代の人々の暮らしやものづくりについて理解を深めていった。
勾玉づくりで、安田豊学芸員から制作方法について説明を受けた後、参加者は大学生のサポートを受けながら作業に取り組んだ。まず、長方形の滑石に勾玉の形を描き、粗さの異なるサンドペーパーを使って削りながら形を整えた。最後に紐を通して完成となり、参加した児童たちはそれぞれ個性豊かな勾玉を作り上げていた。
勾玉づくりの後は、附属博物館2階展示室を見学。学生が発掘調査に携わった実物の勾玉も展示されており、発掘された場所や時代について解説を受けながら、熱心に見学した。
