別府市議会の令和8年第3回定例会は17日午後1時から、一般質問を再開した。
午後からは、松川峰生氏(自民新政会)、日名子敦子氏(同)、泉武弘氏(弱い立場の人に政治の光を)が防災、子育て、福祉、スポーツ観光など幅広く質問を行った。
スポーツDXの評価は
松川峰生氏(自民新政会)
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松川峰生氏は、「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰2025」で別府市が受賞したことをあげて「スポーツを活用して健康まちづくりに積極的に取り組み、地域が抱える様々な課題をスポーツの力で解決を図る自治体を持続可能な取り組み方などによって選定するもの。具体的な内容、職員の取り組みは」と質問。
釘宮誠治スポーツ推進課長が「スポーツDXのためAIカメラを設置している。競技力向上、ライブ配信を通した観客体験が評価された。職員が主体的に申請書類の原案を作成し、専門的な意見などを聞き、作成した」と説明。
松川氏は、全国的な受賞として2001年にNHKの「21世紀に残したい日本の風景」で別府の湯けむりの景観が第2位に選ばれたことをあげ「温泉という別府の宝から発した自然のもの。今回のは担当課職員の立案力、企画力、提案力の高さが評価されたものだと思う。価値ある表彰だと思う」と述べ、市長の考えを質した。
長野恭紘別府市長は「スポーツAIカメラと温泉、デジタルとアナログの好事例として広く評価してもらったと思う」と答えた。
また、街路樹・公園内の樹木の現状、定期巡回について質問。久保田仁公園緑地課長が「別府市が管理している街路樹は、約1300本。職員による目視点検をし、季節ごとに剪定などを造園業者にお願いしており、問題があれば協議をしている」と答えた。松川氏は「一番は、市民からの情報提供」と指摘した。
トイレカーなどについても質問をした。
南部振興の現状は
日名子敦子氏(自民新政会)
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日名子敦子氏は、旧平尾邸整備事業について「予定通りに進んでいるのか。進捗状況は」と質問。
牧宏爾観光課長が「洋館の内装、和館の屋根の工事を行っており、滞りなく進行している。令和9年3月末ですべての施工が完了し、スタッフ研修など順次進める」と説明。
日名子氏は「南部エリアの活性化につながる施設であってほしい。地域振興にどうつなげるのか」と質問。
牧課長が「観光、地域振興のために寄贈を受けたもの。地域資源として磨き上げることで、歴史的建造物を生かした新たな別府の観光拠点として活用する」と答えた。
浜脇秋葉線道路整備工事について「完成まで長期間かかり、市民生活に影響があると思う。近くには小学校などもあるが、現状は」と質問。
田邉和也都市整備課長が「用地取得と朝見川橋撤去作業を行っている。用地は約95%取得済みで、10月1日から橋を全面通行止めにし、橋の撤去作業に着手する」と説明。
日名子氏は「周辺の生活道路に車が流れ込み、混雑などが懸念される。どのような方法で周知を行っていくのか」と質問。
田邉課長が「う回路の周知方法は、一部で公開済みだが、市報、ホームページ、SNS、各種メディアを通じて行う。初期は、主要箇所に交通誘導員を配置し、周辺生活道路に混雑を招かないようにしたい」と答えた。
夏休み児童クラブや防災についても質問した。
地域で孤立死防止を
泉武弘氏(弱い立場の人に政治の光を)
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泉武弘氏は、高齢者や障がいのある人、子どもの福祉全般について質問を行った。「孤立死を防ぐことは出来ない。しかし、減少させる取り組みはできると思う。人間の尊厳にかかわる問題。社会全体で取り組まなければいけない重要な課題だと思う。孤立死は、高齢者だけの問題ではない。どう対策をしているのか」と質問。
末房日出子高齢者福祉課長が「一人暮らし高齢者の生活支援として、緊急通報システム、配食サービスなどを行い、孤独感の解消、安否確認などをしている。社会参加も重要。ひとまもり・おでかけ支援といった外出支援、通いの場、老人クラブの活動支援などに取り組んでいる」と答えた。
泉氏は、国東市などで行われている「黄色い旗運動」の取り組みを紹介し、「地域で安否確認をするのがよいと思う。民生委員児童委員だけでは大変。住民の後押しをするのが大切だと思う。考えは…」と重ねて質問。
長野恭紘別府市長が「住民が自身で行う安否確認の方法として有効だと思う。今後、しっかり検討していきたい」と答えた。
泉氏は「福祉施策を行うには、財源が必要。福祉財源をどう確保するのかも、行政の役目。今後も医療、介護を必要とする人が増えていくと考えている」とし、財源確保の施策として、競輪事業と新湯治・ウェルネス事業をあげて「ウェルネスは、経済波及効果を見ると、競輪と同じで裾野が広い」と述べた。
