別府市議会の令和8年第3回定例会③

 別府市議会の令和8年第3回定例会は18日午前10時、本会議を再開して一般質問の2日目を行った。
 午前中は、美馬恭子氏(日本共産党)、阿部真一氏(自民新政会)。午後は中村悟氏(創る未来の会)、重松康宏氏(公明党)、小野佳子氏(同)が、防災、共同温泉、高齢者支援、ライドシェアなど幅広い分野で執行部の考えを質した。

学校給食中学も無償化を

美馬恭子氏(日本共産党)

美馬 恭子氏

 美馬恭子氏は、独自に行ったアンケート調査の意見から「給食費が公立小学校は無償化した。中学校への拡充については国の動きが見えていないということで、現行通りとなっているが、独自の無償化の検討はどうか。無償化により給食の質など変化はあるか」と質問。
 森本悦子教育部次長兼教育政策課長が「国の方針が決まり次第、迅速かつ適切な対応を図りたい。単価や数量を適切に管理し、質、量ともに満足いくものを提供している。地元野菜活用推進事業を進めており、減農薬や無農薬の食材活用に努めている。安全、安心、信頼される学校給食の運営をしていきたい」と答えた。
 地元温泉について「どこも大変。共同温泉を継続させるためにも、支援、補助の拡充を考えてもらいたい」と要望。矢野義明温泉課長が「環境整備に関する補助金などをしている。課題はそれぞれ異なるので、意見交換をしながら支援のあり方を考えていきたい」と答えた。
 また、備蓄物資について、配備などを質問。中西郁夫防災局次長兼防災危機管理課長が「市内40カ所の収容避難所、3カ所の大型備蓄倉庫に配置している」と答えた。
 美馬氏は「多くのスペース確保は難しいと思うが、品目を工夫するなどして、段ボールベッド、間仕切りなどを十分に備えてほしい」とした。中西次長が「各施設の管理者と協議して工夫していきたい」と答えた。
 介護職場の現状なども質問をした。

別府湾の整備と2次交通は

阿部真一氏(自民新政会)

阿部 真一氏

 阿部真一氏は、別府湾の整備事業について「別府港の過去の整備は」と質問。田邉和也都市整備課長が「別府港再編計画に基づいて、国や県が耐震補強の岸壁整備やフェリーターミナルの整備などをしている」と答えた。
 阿部氏は「多くのクルーズ船も到着している。九州の東の海の玄関口として、賑わい拠点としての重要性を鑑みて、旅客ターミナルの整備、周辺拠点の整備が行われることが予想される。別府市としての意思を伝えるビジョンが必要だと思う。県が主体として事業を進める中で、どう連携して考えを伝えていくのか」と質問。
 田邉課長が「よりよい施設整備、賑わい創出ができるように、市としても協力していきたい」と答えた。
 その上で、2次交通について「課題をどう捉えているのか」と質問。芝尾裕子政策企画課参事が「地域全体として2次交通のあり方を検討する必要があると思う」と答えた。
 長野恭紘別府市長は「海からの入口自体が大きな魅力になると思う。バスやタクシーの既存の事業者も頑張ってくれていて、既存事業者が基本。役割分担をしながら、ストレスのない移動が別府市の中でできるように、別府市全体の利便性をしっかり図っていきたい」と述べた。
 また、消防の緊急体制について「緊急時の装備体制は」と質問。後藤英明警防課長が「個人の装備は、平時の装備と変わらない」と答えた。
 学校の防災体制などについても質問した。