
立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、APU)は。2026年9月学位授与式を18日正午、ビーコンプラザで挙行した。
日本を含む62の国と地域の学生553人(うち外国人留学生457人)が卒業。南アフリカのトーゴ国籍の学生が開学以来初めて、卒業した。大分県内へ就職したのは7人(同2人)、1人が起業をした。
米山学長が「私が皆さんにお願いしたいのは、抽象化された日常の中で、別の大切なものを忘れないでほしいということです。私たちは結果を重視するあまり、何かを『する』経験そのものが大切であることを忘れてしまいました。皆さんは、世界が急いで忘れようとしている何かを、いまだに大事にしている場所で暮らしてきました。橋になってください。灯台になってください。そしてその途中で、小さなことに気づいてください」と式辞。
学部代表のジャハ・アシュミさん(国際経営学部、インド出身)、大学院代表のラムシャルマ・カルバナさん(経営管理研究科、インド出身)に学位記が授与され、アシュミさんが「ここにいるすべての人が、それぞれの世界を形づくり、そしてその過程で私の世界、そして私たちの世界を形づくってくれました」。カルバナさんは「私たちは人生の大きな出来事だけによって夢を実現する人になるのではありません。一つひとつの意図ある歩みの積み重ねによって、そのような人になっていくのです」とそれぞれあいさつをした。サスティナビリティ観光学部のテッ・アウン・ラインさん(ミャンマー出身)にも学位記が授与された。
また、今回から学位帽についている房(タッセル)を、卒業の節目として右側から左側へ移す儀式である「タッセル・ターニング・セレモニー」を初めて行った。最後は、全員でキャップトスを行い、それぞれの旅立ちを祝った。
