別府市が令和9年度予算編成説明会

オンラインで行われた説明会で
予算に対する考え方を語る長野市長

 別府市は、令和9年度の予算編成説明会を2日午前9時15分、オンラインで行った。
 はじめに、長野恭紘別府市長が「次の100年に向けて、新湯治・ウェルネスの産業化をはじめ、核となる専門人材や持続可能な地域を実現するための担い手など、人材の育成は欠かせません。市民一人ひとりが幸せを感じ、希望を持って住み続けることができるよう、高質な行政サービスを提供する必要があります。市民のどんな小さな声にも耳を傾け、市民に寄り添ったきめ細やかな市政とともに、社会情勢に対する情報感度を高め、即応性と将来を見据えた先見性の双方を備えていかなければいけません」
 「各事業を課題解決や市民福祉向上のための手段と捉え、目標の達成度や事業効果を厳しく検証し、成果が乏しい事業については、廃止、縮小、再構築を含めた積極的かつ大胆な見直しを行うなど、成果重視型のマネジメントに取り組んでもらいたい。また、常識にとらわれることなく、他の部局と連携によって問題解決、課題解決に取り組んでもらいたい。人が育ち、まちが潤う成熟した別府市を一緒につくっていけるよう、一致団結して予算編成作業に取り組んでもらいたい」と訓示。
 その後、安部政信企画戦略部長、河野文彦財政課長らが国の動向や別府市の見通し、予算編成における基本姿勢などについて説明をした。
 令和9年度は、4月に統一地方選挙を控えているため、骨格予算となるが、予算請求は年間予算を前提として行う。既存の課題に加えて、交通空白地域対策、住居表示の実施など固有の課題に対応するために財政需要は増す一方であり、多額の収支不足が見込まれることから、財政の健全化の維持と将来への必要な投資の両立を図りながら、持続可能で将来世代に責任ある財政運営が求められている。
 引き続き、市税収入等の自主財源の確保に努めるとともに、国県支出金などの特定財源を最大限に活用して事務事業を実施することを基本として▽骨格予算の編成▽市民の心に寄り添った高質な行政サービスの提供▽成果重視型の予算要求▽人材力の強化▽DXの推進、を基本に取り組むこととした。